三平方の定理がわからない中3へ|斜辺の見つけ方から解説
もくじ(11)
三平方の定理は a²+b²=c² と覚えていても、実際の図ではどの辺をcにすればいいのか迷う人が多いです。
公式を使う前に一番大切なのは、直角の向かい側にある斜辺を見つけることです。
三平方の定理が使えるのは直角三角形
直角三角形で、直角をはさむ2辺をa、b、斜辺をcとすると、
a²+b²=c²
が成り立ちます。
3辺が3、4、5なら、3²+4²=9+16=25=5² です。
cは必ず斜辺
図の向きが変わっても、斜辺は直角の向かい側です。一番上にある辺や横向きの辺がcとは限りません。
| 見る場所 | 意味 |
|---|---|
| 90°の印 | 直角 |
| 直角の向かい | 斜辺c |
| 直角をはさむ2辺 | a,b |
最初にcへ印を付けてから式を作るとミスが減ります。
斜辺を求めるときは足す
直角をはさむ2辺が6cmと8cmなら、
6²+8²=c²
36+64=100
なのでc=10cmです。
長さなので、平方根を取るときは正の値を使います。
斜辺以外を求めるときは移項する
斜辺が13cm、一方の辺が5cmなら、
5²+b²=13²
b²=169-25=144
なのでb=12cmです。
「斜辺以外なら引き算」と丸暗記するより、まず a²+b²=c² を書いてから移項すると安全です。
三平方の定理の逆
3辺の長さが分かっているとき、直角三角形か判断できます。
最も長い辺をcとして、a²+b²=c² が成り立てば直角三角形です。
たとえば5、12、13なら 25+144=169 なので直角三角形です。
正方形の対角線
一辺5cmの正方形の対角線をdとすると、直角三角形を作れます。
5²+5²=d²
d²=50
なので d=5√2 cmです。
三平方と平方根がつながっていることが分かります。
特別な三角形
45°・45°・90°の直角二等辺三角形では、辺の比が 1:1:√2 です。
30°・60°・90°では 1:√3:2 になります。最初は正方形や正三角形を半分にして導くと覚えやすくなります。
座標の2点間の距離
点 (1,2) と (4,6) の距離を考えます。横の差は3、縦の差は4です。
直角三角形を作ると、距離は √(3²+4²)=5 になります。
距離公式も三平方の定理から作られています。
空間図形では2回使うことがある
直方体の対角線では、まず底面の対角線を求め、その対角線と高さでさらに直角三角形を作ります。
図の中に直角三角形を見つけることができれば、平面でも空間でも同じ定理を使えます。
平方根が不安なら先に復習する
三平方では答えが √50=5√2 のようになることがあります。平方根がわからない中3へで根号計算を確認しておくと安心です。
中3数学の勉強法では中3全体の復習順も整理しています。中学数学の学習サイトでも斜辺の見つけ方から段階的に学べます。
まとめ
三平方の定理で最初にすることは、公式を書くことではありません。直角を見つけ、その向かい側の斜辺cを決めることです。
cが決まれば a²+b²=c² へ長さを入れ、求めたい辺に合わせて計算できます。
ますっちで、今日の1つから。
無料ではじめる