数学テストの最後5分は何を見る?見直しで点を拾うチェックリスト
もくじ(16)
数学のテストで最後に5分残ったとき、
「最初から全部解き直そう」
としていませんか。
50分かけて解いた問題を5分でもう一度解くのは難しいです。
見直しで大切なのは、短い時間で見つけやすく、直せる可能性が高いミスから探すことです。
最初の1分:空欄・ページ・問題番号を見る
最優先は計算のやり直しではありません。
まず、
- 空欄がないか
- 裏面や次ページを見落としていないか
- 問題番号と解答欄がずれていないか
- 選択問題を選び忘れていないか
を確認します。
ここは数十秒で見られます。
難しい計算ミスを探すより、未回答1問を見つけるほうが得点につながる場合があります。
2分目:自分がよくする計算ミスだけ探す
次に、計算をすべてやり直すのではなく、自分が落としやすい場所だけを見ます。
たとえば、
- マイナス
- かっこ
- 約分
- 小数点
- 2乗
- 分母
などです。
符号ミスが多い人なら、途中式のマイナスだけを目で追います。
普段から計算ミスが多い場合は、中学生の計算ミスを減らす方法で、自分のミスを分類しておくと本番の見直し項目を決めやすくなります。
3分目:答えの「形」を確認する
計算結果が合っていても、最後の形で失点することがあります。
たとえば、
分数
約分できるまま残っていないか。
平方根
√12
のままではなく、
2√3
まで簡単にする必要がないか。
平方根の簡単化が不安なら、√12はなぜ2√3になる?で考え方を確認できます。
単位
面積なのにcm、長さなのにcm²になっていないか。
方程式
「xの値」を聞かれているのに、途中の式で止まっていないか。
問題が求めている答えの形まで戻って確認します。
4分目:条件と答えが合っているか
文章題や図形では、
計算は合っているのに、聞かれたものと違う
という失点があります。
確認するのは、
- 「長さ」か「面積」か
- xかyか
- 速さか時間か距離か
- 「すべて求めなさい」なのに1つだけで終わっていないか
- 図形のどの辺を求めているか
です。
問題文の最後の1行と、自分の答えを見比べるだけでも見つかります。
5分目:検算できる問題だけ検算する
時間が残ったら、短く検算できる問題を選びます。
たとえば方程式なら、求めたxを元の式へ代入します。
2x+3=11
で x=4 と出たなら、
2×4+3=11
となるので正しいと確認できます。
方程式の検算方法は、方程式の検算はどうやる?で詳しく解説しています。
すべての問題を検算する必要はありません。
「少し不安だった問題」
「途中で書き直した問題」
を優先してください。
最後5分でやらないほうがいいこと
根拠なく答えを変える
見直して急に不安になり、理由がないまま答えを書き換えると、新しいミスを作ることがあります。
変えるなら、
「符号を落としていた」
「条件を読み違えていた」
など、具体的な理由があるときにします。
難問を最初からやり直す
残り5分で10分かかる問題に戻ると、他の見直しができません。
全部を再計算する
時間が足りません。
見直しは「弱点を狙って探す」ほうが現実的です。
普段から「見直しの練習」をする
テスト当日だけ「最後5分を有効に使おう」と思っても、何を見るか迷います。
問題集を10分解くなら、最後1分を見直しに使う。
20分のミニテストなら、最後2〜3分を残す。
普段からこの習慣を作っておくと、自分が短時間で確認できる項目が分かります。
符号をよく落とす人は、符号ミスを減らすノートの書き方も参考にしてください。
自分専用の「3項目」を決めておく
テスト前に、見直す項目を3つだけ決めておくのもおすすめです。
たとえば、
①マイナス
②単位
③問題番号
です。
毎回ミスの内容を記録していれば、自分専用のチェックリストが作れます。
まとめ
数学テストの最後5分は、全問を解き直す時間ではありません。
おすすめの順番は、
- 空欄・ページ・問題番号
- 自分がよくする計算ミス
- 約分・平方根・単位など答えの形
- 問題条件と答え
- 短くできる検算
です。
見直しは「なんとなく全体を見る」のではなく、自分が落としやすい場所を狙って確認する作業に変えてみてください。
ますっちで、今日の1つから。
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