中3数学の勉強法|高校受験にもつながる基礎の固め方
もくじ(10)
中3数学は、高校受験を意識する時期と重なるため、授業と中1・中2の復習をどう両立するか迷いやすくなります。しかも平方根、二次方程式、相似、三平方など新しい重要単元が続きます。
まず優先したいのは、中3の授業内容を理解しながら、必要な中1・中2だけ戻ることです。最初から3年間すべてを復習する必要はありません。
中3数学の重要単元
中3では次の内容が特に大切です。
| 単元 | 主なポイント | 前提になる内容 |
|---|---|---|
| 展開・因数分解 | 公式、逆向きの変形 | 文字式 |
| 平方根 | √の意味、計算 | 2乗、素因数分解 |
| 二次方程式 | 因数分解・平方根・公式 | 方程式、因数分解 |
| y=ax² | 放物線、変化の割合 | 比例、一次関数 |
| 相似 | 相似条件、辺の比 | 合同・証明 |
| 三平方 | a²+b²=c² | 平方根、直角三角形 |
単元同士もつながっています。前半の計算を後半でも使うので、分からないまま進めないことが大切です。
展開と因数分解はセットで学ぶ
展開はかっこを外す方向、因数分解はその逆です。
(x+2)(x+3)=x²+5x+6
が展開なら、
x²+5x+6=(x+2)(x+3)
が因数分解です。
別々の公式として暗記するより、行きと帰りの関係として理解してください。
平方根は√の意味から
√9=3 と 9の平方根は±3 は違います。√は0以上の平方根を表す記号です。
この意味が曖昧なまま計算へ進むと、符号で混乱しやすくなります。平方根がわからない中3へで基礎から確認できます。
二次方程式は式の形を見る
二次方程式には複数の解き方があります。どの公式を覚えるかより、式を見て簡単な方法を選ぶことが重要です。
x²=9 なら平方根、x²+5x+6=0 なら因数分解が使いやすいです。どちらも難しい形で解の公式を使います。
y=ax²は一次関数と比べる
中2の一次関数は直線でしたが、y=ax² は放物線になります。
xが2倍になるとyは4倍、xが3倍ならyは9倍です。表を作ってグラフへ点を置くと、2乗に比例する感覚が分かります。
図形は「条件」と「対応」を見る
相似では、どの頂点とどの頂点が対応しているかが重要です。対応を間違えると辺の比も証明も崩れます。
三平方では、直角の向かい側にある斜辺を最初に見つけます。公式を使う前に図の条件を読む習慣を付けてください。
受験勉強は中3の授業を止めない
高校受験が気になって中1から総復習を始めても、今の授業が分からなくなると負担が増えます。
平日は学校の中3範囲を優先し、週末や長期休みに中1・中2の弱点を戻る方法が進めやすいです。
受験向けの3年間の復習順は、高校受験の数学は基礎からどう勉強する?で詳しく整理しています。
中3では「解き直し」の質を上げる
間違えた問題は、答えだけ直すのではなく原因を分類します。
| 原因 | 例 |
|---|---|
| 前提不足 | 因数分解ができない |
| 公式選択 | 解法を選べない |
| 計算 | 符号・平方根のミス |
| 読み取り | 図形の条件を見落とす |
原因によって戻る場所が違います。
学習サイトで中1・中2へすぐ戻る
中学数学の学習サイトでは、中3だけでなく中1・中2の基礎もテーマ単位で確認できます。中3の問題で止まったときに、必要な前提だけ戻る使い方がおすすめです。
まとめ
中3数学では、新しい単元を理解しながら、必要な前提だけ過去へ戻ることが大切です。
展開・平方根・二次方程式など前半の基礎を安定させると、後半の関数や図形、高校受験の復習まで進めやすくなります。
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