数学テストで時間が足りない人へ|問題を解く順番と時間配分の決め方
もくじ(15)
数学のテストで、
「最後の大問までたどり着かなかった」
「1問に時間を使いすぎた」
という経験はありませんか。
時間切れになると、「もっと計算を速くしないと」と考えがちです。
もちろん計算速度も大切ですが、それだけではありません。
どの問題に何分使うかを決めず、難しい1問で止まり続けることも大きな原因です。
最初の30秒〜1分で全体を見る
テストが始まったら、いきなり1問目を解き始める前に全体を軽く見ます。
細かく読む必要はありません。
確認したいのは、
- 大問はいくつあるか
- 計算問題はどこか
- 図形や関数の大問はどこか
- 記述や証明があるか
- 最後まで何ページあるか
です。
これだけでも、
「後半に取りやすい問題が残っていたのに、前半で時間を使い切った」
という失敗を減らせます。
問題は「3段階」に分ける
解きながら、問題を頭の中で次の3つに分けます。
A:すぐ方針が出る
そのまま解きます。
B:少し考えれば解けそう
印を付けて、時間を決めて取り組みます。
C:最初の一手が全く出ない
一度飛ばします。
大切なのは、Cに入った問題を「絶対に今解く」と決めないことです。
テストでは、難しい問題を飛ばして後ろの基本問題を取るほうが点数が高くなることがあります。
何分で飛ばすかは「方針が出るか」で決める
「必ず2分で飛ばす」という固定ルールは、問題の配点やテスト時間によって合わないことがあります。
そこで目安にしたいのが、
一定時間考えても、最初の式や方針が1つも出ないか
です。
たとえば2〜3分考えて、
- 何の公式を使うか分からない
- 図に何を書けばいいか分からない
- 文章題を式へ変えられない
状態なら、いったん印を付けて次へ進みます。
後から他の問題を解いたあとに戻ると、見え方が変わることもあります。
50分テストなら「最後5分」を先に確保する
たとえば50分テストなら、
45分までに一度最後の問題まで見る
ことを目標にします。
残り5分は、
- 空欄
- 符号
- 単位
- 問題番号
- 検算
へ使います。
具体的な見直し順は、数学テストの最後5分は何を見る?で整理しています。
もちろん学校によってテスト時間は違います。その場合も、全体の1割程度を見直しへ残す意識を持つとよいでしょう。
「前から順番に全部解く」にこだわらない
数学のテストは、必ずしも後ろへ行くほど全部難しくなるとは限りません。
大問の最初の小問だけ基本問題、ということもあります。
そのため、
1問目
↓
2問目
↓
3問目
と絶対に順番通り進む必要はありません。
ただし、飛ばしすぎて戻る場所が分からなくならないよう、問題番号に大きく印を付けます。
普段の勉強から時間を測る
時間配分は本番だけ意識しても上手くいきません。
普段から、
10分で計算5問
15分で学校ワークの標準問題3問
のように短く時間を測ります。
終わったら、
「時間内に終わったか」
だけでなく、
どの問題で止まったか
を確認します。
毎回同じタイプで時間がかかるなら、その単元自体を復習する必要があります。
時間切れの原因は3種類ある
1. 計算自体が遅い
基本計算を繰り返し、途中式の書き方を固定します。速さを意識するあまり符号や約分を落とす場合は、中学生の計算ミスを減らす方法も確認してください。
2. 解き方を思い出すまで時間がかかる
公式だけでなく、「どんな問題で使うか」をセットで復習します。
3. 難問を諦められない
飛ばす基準を決めて練習します。
自分がどのタイプか分かると、単に「速く解こう」より対策が具体的になります。
テスト前は時間配分まで練習する
1週間前からは、単元別の復習だけでなく、問題を混ぜて時間を測る日を作ります。
数学の定期テスト1週間前にやることでも、2日前にミニテスト形式を入れる方法を紹介しています。
本番で時間が足りない人ほど、「時間を測る練習」をテスト勉強の一部にしてください。
まとめ
数学テストで時間が足りないときは、計算速度だけを責めないことが大切です。
まず、
- 最初に全体を見る
- 問題をA・B・Cに分ける
- 方針が出ない問題は一度飛ばす
- 最後の見直し時間を先に確保する
- 普段から時間を測る
という流れを試してみてください。
全部の問題に同じ時間を使わないことが、時間内に取れる点を増やす大きなポイントです。
ますっちで、今日の1つから。
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