平方根がわからない中3へ|√の意味から計算まで順番に理解しよう
もくじ(10)
平方根では、√という見慣れない記号が突然出てきます。√9=3 なのに「9の平方根は±3」と言われ、最初から混乱する人もいます。
この単元は計算ルールより先に、平方根と√が何を表すかを理解することが大切です。
平方根とは「2乗するとその数になる数」
9の平方根を考えます。
3²=9
(-3)²=9
なので、9の平方根は3と-3の2つです。
√9 は3だけ
√は、0以上の平方根を表す記号です。そのため √9=3 であり、√9=±3 ではありません。
| 表現 | 答え |
|---|---|
| 9の平方根 | 3と-3 |
| √9 | 3 |
| -√9 | -3 |
ここを区別すると、後の計算で符号を間違えにくくなります。
√2はどれくらいの数?
1²=1、2²=4 なので、√2は1と2の間にあります。
およそ1.414です。√が付いていても数なので、数直線上に位置があります。
根号を簡単にする
√12 は、12の中に平方数4が含まれています。
12=4×3
なので、√12=2√3 とできます。
平方数を見つけるときは、4、9、16、25などを探します。
| 元の数 | 分け方 | 簡単な形 |
|---|---|---|
| √8 | √(4×2) | 2√2 |
| √18 | √(9×2) | 3√2 |
| √20 | √(4×5) | 2√5 |
足し算・引き算は同じ√だけまとめる
2√3+5√3=7√3 です。
一方、√2+√3 はまとめられません。文字式の 2x+5x と x+y の違いに似ています。
先に根号を簡単にしてからまとめる問題もあります。
√12+√3=2√3+√3=3√3
となります。
掛け算は根号の中を掛ける
√2×√3=√6
です。
√2×√8=√16=4 のように、掛けた後に整数になることもあります。
割り算と有理化
√12/√3=√4=2 のように計算できます。
分母に√が残る 1/√2 では、分子と分母に√2を掛けます。
1/√2 × √2/√2 = √2/2
分子と分母へ同じものを掛けているので、値は変わりません。
平方根で多い間違い
√2+√3=√5 とはなりません。足し算では根号の中をそのまま足せないことに注意してください。
また、√(-4) は中学校で扱う実数の範囲では考えません。2乗して負になる実数はないからです。
二次方程式と三平方でまた使う
平方根はこの単元だけで終わりません。x²=12 を解く二次方程式や、辺の長さを求める三平方の定理でも使います。
二次方程式がわからない中3へと三平方の定理がわからない中3へにもつながります。
中学数学の学習サイトでは、平方根の意味から有理化まで順番に学べます。
まとめ
平方根では、最初に9の平方根は±3、√9は3という違いを理解してください。
その後、根号を簡単にする→足し引き→掛け割り→有理化の順に進めると、計算ルールが整理しやすくなります。
ますっちで、今日の1つから。
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