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途中式はなぜ書くの?数学の計算ミスを減らす「ちょうどいい途中式」

数学 勉強法 計算

もくじ(15)
  1. 途中式を書く3つの理由
  2. 1. 計算ミスを減らす
  3. 2. 間違えた場所を探せる
  4. 3. 自分の考えを途中から再開できる
  5. 「1行で1つの変化」を目安にする
  6. 逆に、書きすぎる必要もない
  7. 特に途中式を残したい4つの場面
  8. 負の数が続くとき
  9. かっこを外すとき
  10. 分数を含む方程式
  11. 公式へ代入するとき
  12. 途中式を増やしたのにミスが減らない場合
  13. テストでは途中式が時間短縮になることもある
  14. 1問で試してみよう
  15. まとめ

「暗算できるから途中式は書かなくていい」「途中式を全部書くと時間が足りない」。

数学の勉強をしていると、どこまで途中式を書けばよいのか迷うことがあります。

結論からいうと、すべての計算を書く必要はありません。ただし、式の形が変わる場所まで頭の中だけで進めると、ミスしたときに原因が見えなくなります

おすすめの目安は「1行で1つの大きな変化」です。

途中式を書く3つの理由

途中式には、主に3つの役割があります。

1. 計算ミスを減らす

負の数・分数・文字が混ざると、一度に処理する情報が増えます。途中式に分けることで、符号や数字を落としにくくなります。

2. 間違えた場所を探せる

答えだけが違っていると、どこで間違えたのか分かりません。

途中式があれば、「かっこを外すところで符号を間違えた」など、原因を特定できます。

3. 自分の考えを途中から再開できる

文章題や関数の問題では、途中で考え直すことがあります。何をしたか残っていれば、最初からやり直さずに済みます。

つまり途中式は、先生へ見せるためだけではなく、自分の頭の負担を減らすメモです。

「1行で1つの変化」を目安にする

たとえば、

3(x-2)-5=7

を解くとします。

次のように書けば、変化が追いやすくなります。

3x-6-5=7

3x-11=7

3x=18

x=6

1行目ではかっこを外し、2行目では同類項をまとめ、3行目では両辺を整理しています。

一方、

3(x-2)-5=7 → x=6

だけだと、答えを間違えたときに原因を探せません。

方程式の基本が不安なら、中1方程式の解き方がわからない人へも確認してみてください。

逆に、書きすぎる必要もない

たとえば、

12+8=20

を計算するために、12を10と2に分ける途中まで毎回書く必要はありません。

途中式の目的は、ノートをきれいに埋めることではありません。

自分が安全に処理できる部分は暗算し、符号・かっこ・分数・代入など、間違えやすい操作だけ残すとバランスがよくなります。

特に途中式を残したい4つの場面

負の数が続くとき

5-(-3)+(-7) のような式では、符号を見落としやすいため、1段階ずつ整理します。

かっこを外すとき

-(2x-3) のように、前にマイナスがあるかっこは要注意です。中の符号が変わるところを1行残します。

分数を含む方程式

分母を払う操作では、すべての項へ同じ数を掛けたか確認できるようにします。

公式へ代入するとき

関数・図形・二次方程式などでは、公式を書いてから数字を代入すると、どの値を使ったか確認できます。

途中式を増やしたのにミスが減らない場合

途中式を書くだけで満足して、見直していない可能性があります。

たとえば符号ミスが多いなら、解き終わったあとに「マイナスだけを見る」見直しをします。

計算ミスには種類があるため、中学生の計算ミスを減らす方法で、自分のミスの傾向も整理してみてください。

テストでは途中式が時間短縮になることもある

途中式を書くと遅くなるように感じますが、すべてを頭の中で処理して間違え、最初からやり直すほうが時間がかかります。

特に長い問題では、

  • どこまで合っているか分かる
  • 見直す場所を絞れる
  • 一度手を止めても再開しやすい

というメリットがあります。

速く解くためにも、必要な途中式だけ残す習慣は役立ちます。

1問で試してみよう

2(3x-4)+5=15

を「1行で1つの変化」で解いてみます。

6x-8+5=15

6x-3=15

6x=18

x=3

答えが出たら、元の式へ x=3 を代入すると、

2(9-4)+5=15

10+5=15

となり、正しいことも確認できます。

まとめ

途中式は多ければ多いほどよいわけでも、少ないほどかっこいいわけでもありません。

式の形が変わるところ、ミスしやすいところで1行残すのが基本です。

自分で後から見て「ここで何をしたか」が分かれば十分です。まずは、かっこ・符号・分数が出てくる問題だけでも意識してみてください。

中学数学の問題集の使い方とあわせて、解き直しまで含めた学習の流れを作ると、途中式が復習にも役立ちます。

ますっちで、今日の1つから。

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