中学数学の勉強は何から始める?迷ったときの優先順位
もくじ(13)
数学を勉強しようと思ったのに、教科書、学校ワーク、問題集、動画、アプリのどれから始めればよいか迷う。準備だけで時間が過ぎてしまうことはありませんか?
何から始めるか迷ったときは、教材選びより先に今の実力を1問で確認するのがおすすめです。自分が止まる場所が分かれば、必要な教材も自然に決まります。
この記事では、中学数学を始めるときの優先順位を、状況別に整理します。
最初にやることは「基本問題を1問解く」
今学校で習っている単元から、教科書の例題レベルを1問選びます。答えやノートは見ずに解いてみてください。
ここで正解できなくても問題ありません。目的は、できない場所を探すことです。
たとえば連立方程式なら、
x+y=7
x-y=1
くらいの基本問題を解きます。
加減法のやり方が分からないのか、引き算の符号で間違えるのかによって、次に勉強する内容は変わります。
状態別に最初の勉強を決める
基本問題を解いたら、自分の状態を次の表に当てはめてみましょう。
| 状態 | 最初にすること |
|---|---|
| 問題の意味が分からない | 教科書・解説で意味を確認 |
| 解き方を忘れた | 基本例題を1つ確認 |
| 計算で止まる | 前学年の計算へ戻る |
| 基本は解ける | 学校ワークを進める |
| テスト前 | 間違えた問題を優先 |
これだけでも、何となく問題集を最初から始めるより効率が上がります。
教科書・ワーク・動画は役割が違う
どの教材が一番よいかではなく、目的に合わせて使い分けます。
教科書・学習サイト:意味を理解する
公式や解き方が分からないときに使います。なぜそうなるかを図や例で理解する場所です。
学校ワーク:自力で解けるか確認する
説明を読んだ後は、問題を解かなければ定着しません。学校の定期テストにもつながりやすいので、まず学校ワークを優先して構いません。
動画:図や動きを見たいときに使う
関数のグラフや図形など、文章だけではイメージしにくい内容に向いています。ただし、見終わったら必ず1問解きましょう。
数学がかなり苦手なら「今の学年」だけにこだわらない
中2、中3でも、中1の内容へ戻って大丈夫です。今の授業についていくために必要なら、戻るほうが早いことがあります。
たとえば一次関数で傾きが分からないなら、比例のグラフを確認します。二次方程式の因数分解で止まるなら、展開と因数分解へ戻ります。
どこまで戻るかは、中学数学を基礎から学び直す方法で詳しく説明しています。
テストが近いときは優先順位を変える
定期テストまで1〜2週間なら、全範囲をきれいに学び直すより、テスト範囲の基礎を優先します。
まず教科書の例題と学校ワークの基本問題を確認し、間違えた問題へ印をつけます。その印がついた問題を中心に解き直します。
難しい問題に時間を使う前に、計算問題や基本的な式・グラフで落とさない状態を作るほうが点数につながりやすいです。
テスト対策の具体的な進め方は、中学数学の定期テスト勉強法も参考にしてください。
今日は何をやる?20分の例
何から始めるか決まったら、1回の勉強を小さくします。
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 5分 | 基本の説明や例題を確認 |
| 10分 | 基本問題を2〜3問 |
| 5分 | 間違いを1問解き直す |
20分でも、テーマを1つに絞れば十分進められます。
最初から1時間の計画を作る必要はありません。短くても、何を理解したかが明確な勉強のほうが続きます。
勉強計画は「1か月」より「今日」を決める
細かい学習計画を作ると安心しますが、計画を作ること自体が目的になることがあります。
まずは今日、どのテーマを1つ終えるか決めてください。明日は今日の間違いを1問確認して、その次へ進みます。
毎日この繰り返しをすれば、後から見ると自然に学習量が積み上がります。
問題集を買う前に学校教材を使い切る
新しい問題集を買うとやる気が出ますが、学校ワークに手をつけていないなら、まずそちらで十分です。
特に基礎レベルでは、同じ範囲の教材を増やすより、一冊の基本問題を自力で解けるようにするほうが効果的です。
問題集の使い方は中学数学の問題集の使い方で詳しく紹介しています。
学習サイトなら今のテーマから始める
中学数学の学習サイトを使う場合も、最初のページから順番に全部進めなくて構いません。今の授業やテストで困っているテーマから入り、必要なら前へ戻ります。
教材を選ぶより先に、「今日は何ができるようになりたいか」を決めることが大切です。
まとめ
中学数学の勉強を何から始めるか迷ったら、まず今の授業範囲の基本問題を1問解くところから始めてください。
その1問で、意味・解き方・計算のどこで止まったかを見れば、次に使う教材も勉強する単元も決まります。迷っている時間を、最初の1問に変えてみましょう。
ますっちで、今日の1つから。
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