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中学数学を基礎から学び直す方法|どこから戻ればいいかを解説

数学 勉強法

もくじ(13)
  1. 中学数学は「前の内容」を使って進む
  2. まず基本問題を1問だけ解いてみる
  3. どこまで戻る?学年別のつながり
  4. 中1から全部やり直したほうがいいケース
  5. 正負の数の計算で頻繁に止まる
  6. 文字式を見ると意味が分からなくなる
  7. 方程式の基本が分からない
  8. 学び直しは「説明を読むだけ」で終わらせない
  9. 「分かった」と「解ける」を分ける
  10. 学年をまたいで戻っても大丈夫
  11. 学び直しの範囲を広げすぎない
  12. 学習サイトを使うなら「戻る」ことを前提にする
  13. まとめ

中学数学を基礎からやり直したい。でも、中1の最初から全部復習するのは大変そうで、どこまで戻ればいいのか迷う人も多いと思います。

学び直しで大切なのは、最初から全部やることではなく、今のつまずきに必要なところまで戻ることです。数学は単元同士がつながっているので、原因をたどれば復習する範囲をかなり絞れます。

この記事では、数学を基礎から学び直すときの戻り方を、学年別の例と一緒に説明します。

中学数学は「前の内容」を使って進む

中学数学では、新しい単元でも以前の知識を使います。中3の二次方程式が難しいと感じても、原因が二次方程式そのものとは限りません。

たとえば因数分解ができなければ、二次方程式の一部の解き方で止まります。さらに因数分解が分からない原因をたどると、展開や文字式に戻ることがあります。

このように、今の単元から前へたどっていくと、本当に復習するべき場所が見えてきます。

まず基本問題を1問だけ解いてみる

学び直しを始める前に、今困っている単元の簡単な問題を1問解いてください。目的は正解することではなく、どこで止まるかを調べることです。

たとえば、

x²+5x+6=0

という二次方程式で止まったとします。

因数分解して (x+2)(x+3)=0 にできないなら、二次方程式より先に因数分解を復習します。因数分解はできるのに、その後の x+2=0 が解けないなら、方程式の基本へ戻ります。

同じ問題でも、戻る場所は人によって違うのです。

どこまで戻る?学年別のつながり

大まかな目安を表にすると、次のようになります。

つまずいている内容 まず確認したい前提
中1 方程式 正負の数、文字式
中1 比例・反比例 座標、文字式
中2 連立方程式 一次方程式、正負の数
中2 一次関数 比例、座標、方程式
中3 因数分解 展開、文字式
中3 平方根 2乗、素因数分解
中3 二次方程式 平方根、因数分解
中3 三平方の定理 平方根、直角三角形

この表は出発点です。実際には問題を1問解き、自分が止まった場所に合わせて戻るのが一番確実です。

中1から全部やり直したほうがいいケース

必要なところだけ戻るのが基本ですが、中1から広く復習したほうがよい場合もあります。

正負の数の計算で頻繁に止まる

-3+5 や (-2)×(-4) で迷うなら、その後の方程式や関数でも計算が不安定になります。正負の数は多くの単元の土台なので、ここは早めに戻る価値があります。

文字式を見ると意味が分からなくなる

3x が何を表しているのか、2a+5a=7a がなぜできるのか曖昧なら、文字式から復習します。中2、中3でも文字を使う計算は続きます。

方程式の基本が分からない

方程式は連立方程式、関数、文章題にもつながります。移項だけを暗記している人は、等式の性質から確認すると安定します。

学び直しは「説明を読むだけ」で終わらせない

復習では、昔習った内容なので説明を読むと分かった気になりやすいです。でも、実際に解くと手が止まることがあります。

1テーマにつき、次の流れで十分です。

順番 やること
1 5〜10分で意味や公式を確認
2 例題を見ずに1問解く
3 間違えたら原因を確認
4 似た問題をもう1問解く
5 翌日に1問だけ解き直す

復習だからといって、大量に問題を解く必要はありません。自力で解ける状態へ戻ったら、今の単元へ戻りましょう。

「分かった」と「解ける」を分ける

学び直しでよくあるのが、解説を読んで分かったので復習を終えることです。数学では、理解した直後ほど問題が簡単に見えます。

そこで、説明を閉じてから同じ種類の問題を解いてください。途中でヒントを見たなら、まだ復習途中です。

翌日にも同じ種類の問題を1問解ければ、かなり定着しています。

学年をまたいで戻っても大丈夫

中3だから中3だけ勉強しなければいけない、ということはありません。必要なら中1の内容へ戻るほうが早く進めます。

たとえば中3の √12=2√3 で止まったとき、根号のルールだけを繰り返すより、12を 2²×3 と見る感覚が弱いなら素因数分解を確認したほうが理解しやすくなります。

学年を戻ることは遠回りではありません。今の問題を解くために必要な部品を取りに行くと考えてください。

学び直しの範囲を広げすぎない

苦手が多いと、全部やらなければと感じます。しかし、広く手を出すほど一つひとつが浅くなりやすいです。

まず1週間は、現在の授業やテストに一番近い単元を中心にしてください。そこで必要になった前提だけ戻ります。

何から始めるべきか迷っている人は、中学数学の勉強は何から始める?も参考になります。

学習サイトを使うなら「戻る」ことを前提にする

オンライン教材の良さは、学年をまたいで必要なテーマへすぐ戻れることです。学校の進度どおりに最初から見る必要はありません。

中学数学の学習サイトでは、学年・単元ごとに基礎を確認できます。今の問題で止まったら、一つ前のテーマへ戻る使い方がおすすめです。

数学そのものが何から分からないのか整理できない場合は、中学数学がわからないときの原因の見つけ方から確認してください。

まとめ

中学数学を基礎から学び直すとき、最初から全範囲をやり直す必要はありません。今の問題を1問解く→止まった原因を見つける→必要な前提だけ戻るの順で進めると、復習量を絞れます。

まずは今困っている単元の基本問題を1問選んでください。その1問で止まった場所が、学び直しのスタート地点です。

ますっちで、今日の1つから。

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