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符号ミスを減らすノートの書き方|マイナスを見落とさない3つの工夫

数学 勉強法 計算

もくじ(11)
  1. 工夫1:1行で1つだけ式を変える
  2. 工夫2:負の数を代入するときは必ずかっこ
  3. 工夫3:見直し項目を「符号だけ」にする
  4. 負号を小さく書きすぎない
  5. 「符号が変わった場所」に小さな印を残す
  6. 悪い例と改善例
  7. 一気に書く
  8. 1行ずつ分ける
  9. ミスノートを作るなら答えではなく「原因」を1行
  10. 1週間だけ試すならこのルール
  11. まとめ

数学で、

「考え方は合っていたのに、マイナスを1個落として不正解になった」

という経験はありませんか。

符号ミスが続くと、「もっと注意しよう」で終わらせがちです。

でも、毎回同じようにマイナスを落とすなら、注意力だけの問題ではないかもしれません。

符号が見えにくい書き方になっていることもあります。

ノートの使い方を少し固定すると、見直す場所が分かり、同じミスを減らしやすくなります。

計算ミス全体の原因を整理したい人は、まず中学生の計算ミスを減らす方法も確認してみてください。

工夫1:1行で1つだけ式を変える

たとえば、

3-(2x-5)+4x

を計算するとします。

符号ミスが起きやすい書き方は、頭の中でかっこを外し、同類項もまとめて、いきなり答えを書くことです。

安全なのは、

3-(2x-5)+4x

=3-2x+5+4x

=2x+8

のように、かっこを外す行と、同類項をまとめる行を分けることです。

1行ごとの変化が小さければ、間違えたときも場所をすぐ見つけられます。

途中式の考え方は、途中式はなぜ書くの?でも詳しく解説しています。

工夫2:負の数を代入するときは必ずかっこ

公式や文字式へ負の数を入れるときは、数字だけを書かず、かっこを付けます。

たとえば、

x²+2x

x=-3 を代入するなら、

(-3)²+2×(-3)

と書きます。

-3²+2×-3

のように書くと、2乗がどこまで掛かっているのか見失いやすくなります。

実際、

-3²=-9

ですが、

(-3)²=9

です。

かっこは見た目を増やすためではなく、負の数を一つの数として扱うための目印になります。

工夫3:見直し項目を「符号だけ」にする

テストの最後に、最初から全部計算し直す時間はなかなかありません。

そこで、自分が符号ミスをしやすいなら、見直しを30秒だけ次の3か所に絞ります。

  • マイナスの前後
  • かっこを外した行
  • 負の数を代入した行

これなら短い時間でも確認できます。

「全部注意する」ではなく、自分が落としやすい場所だけを見るのがポイントです。

かっこの符号で特に間違える人は、マイナスの前のかっこを安全に外す方法もあわせて練習してください。

負号を小さく書きすぎない

手書きでは、負号 が数字の一部に埋もれることがあります。

特に、

-1

-7

のような負の数を急いで書くと、短い線が見えなくなりがちです。

負号は数字と少し間隔を取り、横線をはっきり書きます。

ただし、カラーペンで全部赤くする必要はありません。ノートをきれいに作ることが目的ではなく、自分が見落とさないことが目的です。

「符号が変わった場所」に小さな印を残す

移項やかっこ外しなど、符号が変化した行では、余白に小さく「符号」と書いたり、負号へ丸を付けたりする方法もあります。

たとえば、

x-5=8

から、

x=13

にしたとき、なぜ+5になるのか曖昧なら、移項すると符号が変わるのはなぜ?で両辺に同じ操作をする考え方へ戻ってください。

ルールを理解したうえで、ノート上にも「ここで符号が変わった」という痕跡を残すと、見直しやすくなります。

悪い例と改善例

一気に書く

-2(x-3)+5x = 3x+6

答えが合っていても、途中で何をしたか確認しにくい書き方です。

1行ずつ分ける

-2(x-3)+5x

=-2x+6+5x

=3x+6

こちらなら、-2をxと-3の両方へ掛けたことが見えます。

符号を落とした場合も、1行目から2行目の「かっこ外し」で間違えたと判断できます。

ミスノートを作るなら答えではなく「原因」を1行

符号ミス専用のノートを何ページも作る必要はありません。

間違えた問題の横に、

「-( )の中を全部反転」

「負の数の代入はかっこ」

「移項ではなく両辺に同じ操作」

のように、原因を一言だけ残します。

同じ言葉が3回出てきたら、そこが自分の優先課題です。

ケアレスミスを原因別に見る考え方は、数学のケアレスミスは本当に「うっかり」?でも紹介しています。

1週間だけ試すならこのルール

すべての書き方を一度に変える必要はありません。

まず1週間、

「式の形が変わるときは次の行へ」

だけでも続けてみてください。

それで符号ミスが減ったなら、自分に合う対策だったと分かります。

大事なのは、きれいなノートを作ることではなく、自分のミスを発見しやすいノートにすることです。

まとめ

符号ミスを減らすために、特別なノート術は必要ありません。

まずは、

  1. 1行で1つだけ式を変える
  2. 負の数を代入するときはかっこを付ける
  3. 見直しはマイナス・かっこ・代入に絞る

の3つを試してみてください。

「もっと注意する」より、ミスが起きても気づける書き方を作るほうが再現しやすい対策になります。

ますっちで、今日の1つから。

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