9月から数学の成績を上げるには?2学期につまずかない勉強の始め方
もくじ(14)
夏休みが終わるころ、「1学期の数学があまり分からないまま2学期になってしまった」「9月から成績を上げたい」と焦る人もいるでしょう。
この時期に一番避けたいのは、1学期の復習だけに時間を使い、今学校で進んでいる授業まで分からなくなることです。
9月から数学を立て直すなら、「今の授業」と「これまでの弱点」を同時に進めます。
9月は全部やり直さなくていい
数学が苦手になると、中1の最初から全部戻りたくなるかもしれません。
でも、今の授業が進んでいる中で全範囲をやり直すのは大変です。
まず直近のテストや夏休みの宿題を見て、間違いを3つに分けます。
- 計算そのものができない
- 公式や解き方を忘れている
- 解き方は分かるがミスが多い
この中で、今の授業につながる弱点から優先します。
どこまで戻ればよいか分からない場合は、中学数学を基礎から学び直す方法も参考にしてください。
学年別に「9月に戻る場所」を決めよう
学校によって進度は異なりますが、次のようなつながりを意識すると復習範囲を絞れます。
中1:正負の数・文字式・方程式
2学期に比例・反比例や文章題へ進むと、文字式や方程式の計算が必要になります。
- の計算や文字式で止まるなら、図形や関数へ進む前にそこを短く復習しましょう。
中2:式の計算・連立方程式
一次関数では、式の変形や連立方程式がつながってきます。
特に連立方程式が不安なら、連立方程式がわからない中2へで加減法・代入法を確認しておくと、その後が楽になります。
中3:展開・因数分解・平方根・二次方程式
中3は前半の単元同士のつながりが強い学年です。
因数分解が曖昧なまま二次方程式へ進むと、「なぜこの形にするの?」と止まりやすくなります。展開と因数分解がわからない中3へから必要なところだけ戻ってください。
平日は「今の授業」を最優先する
平日に20〜30分勉強するなら、次の順番がおすすめです。
- 前日に間違えた問題:5分
- 今日学校で習った内容:10〜15分
- 1学期の弱点:5〜10分
大切なのは、復習ばかりにしないことです。
今日の授業が分からなくなると、復習しなければならない範囲が毎日増えてしまいます。
週末に「戻る勉強」を入れる
土日など時間を取りやすい日に、30〜60分ほど弱点単元へ戻ります。
おすすめは、
説明を読む → 例題を1問 → 基本問題を3問 → 翌日に1問だけ再挑戦
という流れです。
一度に20問解くより、翌日にもう一度できるか確認するほうが、「分かったつもり」を見つけやすくなります。
問題集の使い方は、中学数学の問題集の使い方でも解説しています。
2学期の最初にやってはいけない3つ
1. 難しい問題から始める
「成績を上げたい」と思うほど、応用問題をやりたくなります。
しかし基本計算や公式が不安定なら、まずそこを取れる状態にするほうが点数につながります。
2. 1学期を全部ノートにまとめ直す
きれいなまとめノートを作るだけで時間を使うのはおすすめしません。
分からない部分だけ説明を確認し、必ず問題を解く時間を入れます。
3. 毎日1時間など大きすぎる目標を立てる
部活や学校行事が増えると続かなくなります。
最初は20分でも構いません。中学数学は毎日何分勉強する?のように、継続できる時間から決めるほうが現実的です。
点数を上げるなら「△の問題」を減らす
テスト勉強では、まったく分からない難問だけでなく、解けたり解けなかったりする問題を安定させることが重要です。
問題に、
| 印 | 状態 | 次にすること |
|---|---|---|
| ○ | 自力で解けた | 数日後に確認 |
| △ | 迷った・ヒントで解けた | 翌日に解き直す |
| × | 方針が分からない | 説明や例題へ戻る |
と印を付けてみてください。
50点前後から点数を上げたい人は、×ばかり追うより、△を○へ変えるほうが効率よく点を拾えることがあります。
まず1週間だけこの形で試そう
9月から完璧な計画を1か月続けようとすると、途中で崩れやすくなります。
まず1週間、
- 平日は今日の授業+弱点1つ
- 週末は弱点単元を少し深く復習
- 翌日に前日のミスを1問確認
だけやってみてください。
続けられたら、そのまま2週間目へ進みます。
まとめ
9月から数学の成績を上げたいときは、1学期を全部やり直す必要はありません。
今の授業を止めないことを最優先にしながら、今につながる弱点だけ戻るのがポイントです。
何から手を付けるか迷ったら、直近のテストを「計算・理解・ミス」に分けるところから始めてください。数学全体の勉強法を組み直したい人は、中学数学の勉強法もあわせて確認してみましょう。
ますっちで、今日の1つから。
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