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数学の「間違いノート」は必要?作るなら答えを写さない方法がおすすめ

数学 勉強法

もくじ(7)
  1. 間違いノートを作ったほうがいい人
  2. 書くのは4つだけでいい
  3. 「答え」より「間違い方」を残す
  4. 解き直しは「答えを見ずに」が基本
  5. 計算ミスなら専用ノートにしなくてもいい
  6. テスト前は「間違いノートを読む」だけにしない
  7. まとめ

数学の勉強法を調べると、「間違いノートを作ろう」とよく出てきます。

でも、問題文から解説まで全部きれいに書き写していると、ノート作りだけでかなり時間がかかります。しかも、作っただけで見返さなければ点数にはつながりません。

結論からいうと、間違いノートは全員に必要ではありません。 大切なのはノートを作ることではなく、「なぜ間違えたか」と「次にどうすれば同じミスを防げるか」を残すことです。

間違いノートを作ったほうがいい人

次のような人には、間違いノートが役立ちます。

  • 同じ符号ミスや計算ミスを何度も繰り返す
  • テスト前に、自分の弱点だけを短時間で見直したい
  • 問題集のどこを間違えたのか分からなくなる
  • 解説を読んだ直後は分かるのに、数日後にまた解けなくなる

反対に、問題集へ「△」「×」を付けて、あとからそのページへ戻れる人なら、別のノートを作らなくても構いません。

中学数学の問題集の使い方で紹介しているように、問題集そのものを復習記録として使う方法でも十分です。

書くのは4つだけでいい

間違いノートを作るなら、次の4項目だけでも十分です。

書くこと
問題番号・単元 ワークP42 問3、方程式
間違えた原因 移項したときに符号を変え忘れた
次に見るポイント 移項ではなく「両辺に同じ数を足す」と考える
解き直す日 翌日、3日後

問題文や解説を丸ごと写す必要はありません。

たとえば、

3x-5=10

3x=5 としてしまったなら、答えを書き写すより、

「-5を右へ動かす」ではなく、両辺に5を足す

と一言残したほうが、次の問題にも使えます。

移項の意味が曖昧な人は、移項すると符号が変わるのはなぜ?も確認してみてください。

「答え」より「間違い方」を残す

良くない間違いノートは、こんな形です。

正解:x=5
気をつける

これでは、次に何を気をつければよいのか分かりません。

改善するなら、

原因:かっこの前のマイナスを中の2項すべてに掛けなかった
次回:かっこを外す行を1行だけ別に書く

のようにします。

数学のミスは「うっかり」でまとめず、原因を具体的にすることが大切です。数学のケアレスミスは本当に「うっかり」?でも、ミスを種類ごとに分ける考え方を紹介しています。

解き直しは「答えを見ずに」が基本

ノートへ書いた直後は、解説の内容を覚えているため解けて当然です。

そこでおすすめなのが、

その日 → 翌日 → 数日後

のように少し間隔を空けて解き直すことです。

翌日に何も見ずに解けたら、かなり理解が進んでいます。もう一度同じ場所で止まったなら、その問題はまだ「分かった」ではなく「解説を読めば分かる」状態です。

すべての間違いを3回やり直す必要はありません。特に、

  • 同じミスを2回以上した問題
  • テストに出やすい基本問題
  • 解説を閉じると解けない問題

を優先します。

計算ミスなら専用ノートにしなくてもいい

符号ミス、写し間違い、約分忘れなど、計算ミスが中心なら「間違いノート」を大げさに作らなくても構いません。

問題の横に、

符号

約分

問題文

のように短く原因を書くだけでも、自分の傾向は見えてきます。

計算ミス全体の減らし方は、中学生の計算ミスを減らす方法で詳しく整理しています。符号だけをよく落とす人は、符号ミスを減らすノートの書き方も参考になります。

テスト前は「間違いノートを読む」だけにしない

テスト前にノートを眺めて、

「そうだった、そうだった」

と確認するだけでは不十分です。

大切なのは、ノートを閉じた状態で1問解いてみることです。

たとえば「分数の割り算で逆数にするのを忘れた」と書いてあるなら、実際に分数の割り算を1問解きます。正解できれば、その記録は役目を果たしています。

まとめ

間違いノートは、作れば成績が上がる魔法のノートではありません。

必要なのは、

  1. 何を間違えたか
  2. なぜ間違えたか
  3. 次はどこを見るか
  4. いつ解き直すか

を残すことです。

問題と解説をきれいに写すより、自分が同じミスをしないための短いメモにしたほうが続けやすくなります。

ノート作りに時間を使いすぎず、最後は必ず「何も見ずにもう一度解く」ところまで進めてみてください。

ますっちで、今日の1つから。

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