数学50点から70点を目指す勉強法|基本を安定させて標準問題へ進む方法
もくじ(16)
数学で50点前後取れているなら、基礎がすべて分からない状態ではありません。
それでも70点に届かないときは、
基本問題の取りこぼし
と
標準問題であと一歩届かない失点
の両方を見直す必要があります。
20点から50点を目指すときとは、勉強の重点を少し変えます。
まず答案の「あと20点」を分解する
前回のテストで失った点を、次の4つに分けます。
| 失点 | 例 | 優先度 |
|---|---|---|
| 基本のミス | 符号、約分、公式忘れ | 高い |
| 標準問題で途中停止 | 式は立つが最後まで解けない | 高い |
| 時間不足 | 後半に空欄 | 高い |
| 難問 | 最後の応用大問など | 低め |
50点から70点へ上げるとき、最後の難問だけを追いかけても効率がよくないことがあります。
まずは本来取れるはずだった5〜10点を戻し、そのあと標準問題を増やします。
基本問題は「分かる」ではなく8〜9割安定へ
50点取れていても、計算問題で毎回2〜3問落としているなら、その失点は70点への大きな壁になります。
基本問題は、
「一度解けた」
ではなく、
数字や出題順が変わっても安定して解ける
状態を目指します。
特に符号ミス、かっこ、分数、平方根など、毎回同じタイプで失点するなら原因を記録します。
数学の「間違いノート」は必要?のように、答えではなく間違い方を残すと復習しやすくなります。
次に「標準問題の最初の一手」を増やす
70点へ上げるには、基本計算だけでなく標準問題も必要になります。
たとえば、
- 方程式の文章題
- 一次関数で2点から式を求める
- 図形の証明
- 相似を使った長さ
- 二次方程式の利用
などです。
ここで大切なのは、解説を全部暗記することではありません。
問題を見たときに、
「まず何をするか」
を言えるようにします。
一次関数なら「2点から傾きを出す」、証明なら「仮定と結論を整理する」のように、最初の一手を増やしていくと標準問題へ入りやすくなります。
「解説を見れば分かる」を卒業する
50点前後の人に多いのが、
解説を読む
↓
分かった
↓
次の問題へ行く
という流れです。
70点を目指すなら、もう1段追加します。
解説を読む
↓
解説を閉じる
↓
白紙から同じ問題を解く
↓
翌日にもう一度解く
ここまでできると、「理解した」が「再現できる」に変わります。
問題集の復習方法は、中学数学の問題集の使い方でも詳しく紹介しています。
1週間の練習例
月・火:計算+基本
毎日10分だけ基本計算。
残り時間で学校ワークの基本問題を確認します。
水・木:標準問題
1日2〜3問で構いません。
時間をかけすぎず、解説を読んだ問題はその日のうちに再現します。
金:間違い直し
今週△・×だった問題だけを解きます。
土:単元を混ぜる
問題の種類を混ぜて、「どの方法を使うか」自分で判断します。
日:15〜20分のミニテスト
時間を測り、計算ミスと時間不足を確認します。
50→70でやりがちな失敗
難問ばかり解く
70点に必要な標準問題より先に、最難関の問題へ進んでしまうケースです。
基本を完全にやめる
標準問題へ進んでも、計算で崩れれば得点にはなりません。
答えを覚える
同じ問題を何度も解くと、解き方ではなく答えを覚えることがあります。
数字や順番が少し違う問題も混ぜてください。
20点台の勉強法とは何が違う?
20点前後なら、まず計算・用語・教科書例題が中心です。
50点前後まで来たら、そこへ標準問題の再現を足します。
まだ基礎で大きく止まっている場合は、無理に標準へ進まず、数学20点から50点を目指す勉強法へ戻ってください。
まとめ
数学50点から70点を目指すときは、
- 取りこぼしている基本点を戻す
- 標準問題の「最初の一手」を増やす
- 解説後に白紙から再現する
- 時間を測って混合問題も解く
という流れがおすすめです。
70点への差は、難問1問だけではありません。
取れる問題を安定して取り、途中まで分かる標準問題を最後まで解けるようにする。
この2つを積み重ねると、点数を伸ばしやすくなります。
ますっちで、今日の1つから。
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