比例・反比例がわからない中1へ|式・表・グラフをつなげて理解しよう
もくじ(10)
比例・反比例で、式は覚えたのにグラフになると分からず、表から式も作れない。そんなときは、式・表・グラフを別の内容として覚えている可能性があります。
関数では、式・表・グラフは同じ関係を違う形で表したものです。3つを行き来できるようになると理解しやすくなります。
比例は y=ax
比例では、xが2倍、3倍になるとyも2倍、3倍になります。
たとえば y=2x なら、x=1でy=2、x=2でy=4、x=3でy=6です。
| x | 0 | 1 | 2 | 3 |
|---|---|---|---|---|
| y | 0 | 2 | 4 | 6 |
この2を比例定数といいます。
比例のグラフは原点を通る直線
表の点 (0,0), (1,2), (2,4) を座標に置くと一直線に並びます。
比例のグラフは必ず原点 (0,0) を通ります。x=0なら y=a×0=0 だからです。
式を求めるときは a=y/x
比例でx=3のときy=12なら、12=3a です。a=4なので式は y=4x になります。
a=y/x と覚えてもよいですが、最初は y=ax に分かっているxとyを入れるほうが意味を理解しやすいです。
反比例は y=a/x
反比例では、xが2倍になるとyは1/2になります。
たとえば y=12/x なら、次のようになります。
| x | 1 | 2 | 3 | 4 | 6 |
|---|---|---|---|---|---|
| y | 12 | 6 | 4 | 3 | 2 |
xとyを掛けると、どの組でも12になります。この一定の数がaです。
反比例のグラフは曲線になる
反比例の点を結ぶと、比例のような直線にはなりません。原点を通らない2本の曲線になります。
グラフを形だけ暗記せず、表の値を実際に座標へ置いてみてください。点がどのように並ぶかを見ると覚えやすくなります。
比例と反比例を見分ける
式だけでなく、数量の変わり方を見ます。
| 特徴 | 比例 | 反比例 |
|---|---|---|
| 式 | y=ax | y=a/x |
| xが2倍 | yも2倍 | yは1/2 |
| 一定になるもの | y/x | xy |
| グラフ | 原点を通る直線 | 曲線 |
問題文で「一定の速さで進む距離」は比例になりやすく、「一定の距離を進む速さと時間」は反比例になりやすいです。
文章題では単位を見る
1個120円の商品をx個買う代金y円なら、y=120x です。1個あたり120円という単位が比例定数になります。
12kmを進むとき、速さx km/hと時間y時間なら xy=12 なので y=12/x です。
単位を確認すると、何が一定なのか見つけやすくなります。
座標が苦手なら先に確認する
グラフで止まる場合、比例そのものではなく座標の読み方が原因かもしれません。横がx軸、縦がy軸で、点 (2,4) は右へ2、上へ4です。
中1全体のつまずきは、中1数学でつまずきやすい単元でも整理しています。
中2の一次関数につながる
比例 y=ax に、切片bが加わると中2の一次関数 y=ax+b になります。比例の式とグラフを理解しておくと、一次関数がかなり学びやすくなります。
一次関数がわからない中2へで次のつながりも確認できます。
中学数学の学習サイトでは、比例・反比例を式・表・グラフの順に細かく学べます。
まとめ
比例・反比例は、式だけを覚えず、xを入れて表を作り、その点をグラフへ置く流れで理解してください。
式・表・グラフが同じ関係だと分かれば、どの形で問題が出ても対応しやすくなります。
ますっちで、今日の1つから。
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